首都直下地震対策のカギは「感震ブレーカー」 火災による被害を減らす重要な備え

首都直下地震対策のカギは「感震ブレーカー」 火災による被害を減らす重要な備え

政府は首都直下地震の新たな基本計画で、想定される死者約1万8000人を今後10年で半減以上にする目標を掲げました。被害想定では、亡くなる方の約7割が火災によるものとされており、火災対策が大きな課題となっています。


そこで注目されているのが「感震ブレーカー」です。


感震ブレーカーは大きな揺れを感知すると自動的に電気を遮断する装置です。地震後に発生する電気火災を防ぐ効果が期待されています。


地震では停電から復旧した際に電気ストーブや配線などが原因となる「通電火災」が発生することがあります。阪神・淡路大震災や東日本大震災でも問題となりました。


感震ブレーカーには、


・分電盤に設置するタイプ
・コンセントタイプ
・おもりを利用する簡易タイプ


などがあり、比較的安価に導入できる製品もあります。現在の設置率は約20%にとどまっており、さらなる普及が求められています。


非常食や保存水、防災リュックの備えも大切ですが、火災対策も命を守る重要な防災対策です。


ご家庭でも一度、防災用品とあわせて感震ブレーカーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。