災害対策の基本

災害対策の基本について考えてみましょう。
まずは災害に遭わないことが重要ですが、地震や水害など大型の災害に遭わないように個人レベルでできることはほとんどありません。
もちろん、災害が発生した時に速やかに避難することで難を逃れることができるでしょうが、それも限界があります。
そこで、災害時に必要なものを準備しておくこと重要になります。

 

災害で避難できた場合、避難所である程度の対応が可能となりますから、非常持ち出しレベルのグッズは必要ないかもしれません。
ただ、それで十分と考えてはいけません。
自分が必要なものが避難所にあるとは限らないからです。
自分に必要なものは自分でそろえておくことが基本でしょう。

 

もちろん、たくさんのものを準備しても、避難する時に持ち出すことはできません。
リュックサックに入る分だけに絞り込むことがポイントとなります。
日本では毎年のように大規模な災害が発生しています。
命を落とす人も少なくありません。

 

自分と家族を守るために災害対策をすること大切です。
何が自分たちにできるのか。
自分たちにとって災害対策とは何なのかを考えてみましょう。
日頃から災害について考えておくことは、きっといつか役に立ちます。
災害に遭わないことが一番ですが、遭ってしまった時にどのような対応ができるかによって、その後の人生を大きく変えてしまうことがあります。
多くの人は自分だけは災害に遭わないと思っています。
しかし、それは何の根拠もありません。

 

過去に大きな災害が起きていないとしても、いつどこで起きても不思議ではないでしょう。
常に災害対策の意識を持つことが自分の命を守ってくれます。
災害時に必要なものは人から与えられるのではなく、自分で確保しておくべきです。
それは一人一人の心がけにかかっています。

 

自分と自分の家族を守るために自分に何ができるかを真剣に考えなければなりません。
市販されている非常持ち出しセットを購入することだけでも、大きな効果が期待できます。
ただ、災害対策は完ぺきではないことも事実ですから、そのことも頭に入れておかなければなりません。
非常持ち出しセットを購入するだけで終わりではないでしょう。
その後の行動をイメージしておきましょう。