災害時の対策

災害時の対策は災害が起きてから準備するのではなく、事前に必要なものを想定して準備するかが重要です。
もちろん、災害に巻き込まれないようにすることが最重要ですが、多くの災害では災害時から必要なものが不足してしまいます。
状況によって必要なものは変わりますが、数日間の命を確保するために必要なものを考えてみてください。

 

水と食料、寒さ対策、暑さ対策が基本です。
季節によって、立てるべき対策は変わります。
災害時で重要なことは自分の身は自分で守ることを基本とすることでしょう。

 

救援隊が来てくれることや食料を分けてもらうことを前提とした災害対策などありえません。
役場には非常用の備蓄があるとしても、そこにたどり着けない場合も少なくありません。
まずは家族の分の食料と飲料を備蓄しておきましょう。

 

もちろん、戸棚に入れておいて、水害で流されてしまう可能性は否定できません。
100%の災害対策はできませんが、身近なところから整えておけば、リスクを下げることができます。
また、元気な人なら何でもないことでも、障害を持っている人にとっては大きな負担となります。
障害者には誰かのサポートが欠かせません。

 

いつまでも続くと思っていた日常生活がある日突然途絶えてしまうのが災害です。
大規模災害が起きる度に、多くの尊い命が失われている現実があります。
災害時に必要なものを準備しておくことで、少しでも安心を確保したいものです。

 

インターネットの通販サイトなどでは、防災グッズなどが販売されています。
家族全員の分までは無理でしょうが、数人分は購入しておきましょう。
グッズの中には怪我をした時の応急処置用品なども含まれています。
すべてのグッズを使うことはありませんが、幅広い状況に対応できるように考えられています。

 

過去に災害の経験を持つ人なら、何が必要なものか判断できますが、未経験の人には気づかないことがたくさんあります。
災害時のことを想像できないからです。
想像できないことは悪いことではなく、経験した人の言葉に耳を傾けることが大切です。
防災グッズは平均的な人を想定していますから、自分だけが必要なものをその中に加えておくことが大切です。
薬な度も忘れないようにしましょう。