災害の経験を活かす

誰でも災害に遭いたいとは思いません。
しかし、予想できないのが自然災害です。
災害時に必要なものはどのようなものなのかを知るにはどうすればいいでしょうか。

 

災害が発生した後処理として、必要なものが報告書としてまとめられていますが、その経験を私たちは活用しているのでしょうか。
具体的に災害時に必要なものがわかれば、事前に準備しておくことが可能となります。
想定されるリスクを芸減することができるでしょう。

 

水や食料を蓄えておくことは重要ですが、防寒対策、防熱対策も大切でしょう。
最近はスマートフォンによる情報伝達が重要視されるようになり、スマートフォンの充電器も必需品です。
ただ、充電器を使うためには電気が供給されていなければなりません。

 

太陽電池付きの充電器を購入してはどうでしょうか。
災害時には水道も電気も途絶えてしまうことが少なくありません。
つまり、ライフラインが断たれてしまうのです。

 

自分の命を守るために、3日間を生き抜くことができればいいと考えられています。
3日あれば救助の手が差し伸べられるからです。
日頃から防災意識を持つことが重要と言われていますが、災害の経験があっても次第に忘れてしまいます。

 

いろいろな機会を通じて、啓発活動が行われています。
その情報を大切にすべきでしょう。
災害の経験者が別の災害のボランティアとして積極的に加わるケースも少なくありませんが、ボランティアの重要性と手順を理解しているからでしょう。
災害時に必要な水を確保できたとしても、それだけでは不十分です。

 

何が必要なものかは自分で考えなければなりません。
防災グッズがあっても、それを使うことができなければ意味がないからです。
通販サイトで購入した防災グッズに何が入っているかをしっかりとチェックしておいてください。

 

そして、自分に必要なもの、あったら役に立つと思われるものを一緒に入れておきましょう。
災害時には多くの人が混乱と恐怖の中に投げ込まれてしまい、冷静な判断ができなくなっています。
生と死を分けたものは運と表現されることもあるでしょう。
それでも、リスクを下げる努力が安全を確保することにつながります。
災害の経験は、これからの道標となるでしょう。